医学 病院見学

諏訪中央病院(病院見学)

 病院見学と飲み会が続き、気がついたら夏休みがあと一週間になっていました・・・。皆さんは夏休み楽しんでますか晴れ

 

さてさて、今週は鎌田實先生と地域医療で有名な諏訪中央病院を見学に行ってました。

 

鎌田先生著の’がんばらない’にあるように、あったかい医療・支える医療を本当に実践しているすばらしい病院でした。

 

ちなみに支える医療とは、大学病院や市中の大病院は基本的に急性期治療の病院であり、急性期の治療が終わった段階で退院させられることが多く、例えば癌の患者さんが入院した場合、手術や化学療法など根治のための治療ができるうちは入院していられるのですが、一通りの治療が行われ根治の可能性があまりなく、手の施しようがなくなった場合は退院させられることが多いみたいです。しかし、根治の可能性が無い患者さんも緩和ケアをはじめとした様々な医療を必要とします。このような急性期病院から見捨てられた患者さんをしっかりと最後まで支える医療といった感じのものです。(正確に知りたい人は’がんばらない’を読んでね)

 

 とても良い点はたくさんあるのですが、特に良かったと思うのは次の2つです。

 

①スタッフの先生方がとても優しく、コメディカルの人たちとも仲がよく、医者と患者さんの距離が非常に近かったこと。

 

②急性期の病棟だけでなく、回復期、療養型、介護型、緩和ケアの各病棟もあり、さらに病院の近くにクリニックを持ち分業と連携を密にし、 しかもクリニックの先生方が往診もしているほど地域に密着した地域医療を実践していること。

 

この二点はおそらく大学病院では決して見ることができない医療ではないかと思いました。

 

 

病院見学では、三年目の先生にくっついて病棟を駆け回ったり、緩和ケアの先生の話を聞いたり、クリニックに出向き外来を見学させてもらったり往診に同行させてもらったり、さらには鎌田實先生と実際に話す時間を作って貰ったりもしました。規模的には大きくない病院なんですが、先生方のレベルは非常に高く、各科の垣根もほとんどないので雰囲気もよかったです。将来目指すべき医療が見えた気がしました。。

 

 

この病院に興味のある人は、鎌田先生著の’がんばらない’または、’病院なんかきらいだ’を読んでみてくださいかお

 

ちなみに、同時期に高知大学の女の子と東京医大の男の子が来てました。。。ほかにも全国の医学部から結構来ているということです。。

 

ではでは。。

 

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