やっと時間が余り始めたのでもう一個書いちゃいます。たまにはまじめなトピックを。。
きのうNHKの’プロフェッショナル 仕事の流儀’で脳外科医を紹介していました。。それを見ながらふと思ったのですが、最近、研修医の臨床研修義務化が始まって以来、脳外科に進む医者が少なくなったと騒がれています。
しかし、実は日本の脳外科医の数は人口が2倍のアメリカよりもはるかに多いのです。その結果脳外科医1人あたりの手術執刀数が減り、脳外科医の腕が鍛えられないことになります。
アメリカでは脳外科医になれる人数を国(もしくは州)で制限し、選ばれた才能ある外科医に手術執刀数を集めて少数精鋭のスーパードクターを育てています。
一方日本では、医学部を卒業し、国家試験に受かればどの診療科でも名乗ることができます。(したがって、日本とアメリカでは脳外科医の価値がかなり違うみたいです。)
しかも、脳外科は今まで結構な人気診療科だったみたいで多くの医師が医局に入局していたらしいです。ここからはある先生に聞いた話なのですが、たくさん入局しても手術数は増えないのでなかなか手術をさせてもらえない。医局によっては入局後数年たっても超簡単な手術しかやらせてもらえないらしいです。
その結果、手術のできない医師は2つの選択肢を考えるようになるそうです。
①脳外科を止めて、他の診療科の医師になる。
②医局を辞めて海外に修行に出る。
どうやら①を選ぶ人が多いそうです。実際に脳外科は途中で専門を変える人が一番多い診療科だとか・・・
そんなわけで現在脳外科に入局する医師が減っているのはむしろ脳外科にとって良いことだと思うんですが、どうでしょうか。
余談ですが、我が大学の脳外科の教授は"神の手"を持つ男として有名な福島孝徳先生の愛弟子だそうです。。
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