こんにちは。。いよいよ年も明けて新年の本格稼動にさしかかってきましたね。。私はま~~~ったく、勉強とはかけ離れた生活を送ってきたので、そろそろ頭のリハビリを始めようと思っているところです。。
さて、今日は新聞を読んでいたら、どの新聞にもソニーが新規参入した一眼レフ市場で、キャノン・ニコンについでシェアが3番に食い込んだと大きく載っておりました。(20年位前のお話です。。。)
α100という一眼レフで参入したわけですが、1020万画素で11万円位、しかも手ぶれ防止機能がつているらしいです。
確かに機能的には割安感があるんですが、往年のソニーが世に送り出してきた商品とは少し違うよ~な・・・
私は昔、ソニーの創業者の誰かが書いた本を読んだんですが、その本には、
’世の人すべてに商品の良さをわかってもらう必要は無い。値段が高くとも良いものを作れば必ずその商品の価値をわかる人はいる。その人達だけにわかってもらえればそれで良い。’
というようなことがかいてありました。すなわち、マスマーケティングではなく、値段が高くとも通好みの良い商品を世に送り出していくというように理解してました。
ところが最近は、携帯電話ではエリクソンと共同開発、ブラビアでは液晶を他の会社から(サムスンだっけかな?)供給してもらったり、しかも液晶テレビを良く知る人たちはみなアクオスの方が明らかに画質が良いといってるし、MP3プレーヤーではアップルに遅れをとり(今でも技術的に遅れている気がする・・・)、しかもその後ipodの開発幹部を引き抜いたと言う話が・・・
そこに今回の一眼レフの発売です。今回もコニカミノルタの一眼レフ部門を買い取り共同開発したようです。しかも通好みというよりも、初心者用で手ごろな値段で作ったという感じが否めません。
バイオを開発した頃まではすべて独自にすばらしい商品を世に送り出してきたのに、最近はどうしたことか他のメーカーと共同で普通の物しか世に出していないような気がするのは私だけでしょうか?
私は今ソニーの商品が売れているのは今まで築き上げたブランド力のおかげであり、ソニーの商品はすごいというイメージがあるからだと思います。今後もこのようなブランディング軽視の戦略が続くと近いうちに普通の会社になってしまうような気がしてなりません。。
なんだか残念ですね・・・。。個人的にはソニー大好きなのでソニーならではの商品で頑張ってほしいのですが・・・
そんな感じでシェア3番といえど少し切ない一眼レフ参入のお話でした。。
ではでは。。
(PS: 20年前のお話でしたが、今はソニーが完全復活を遂げ、テレビも、カメラもかなりの人気ですね。。。スマートフォンは残念でした。。。)
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